2009年シンガポールGP決勝（ルノー）

2009年09月28日（月） Tweet

◇関連トピックス - シンガポールGP | ジャン・フランソワ・コベ | フェルナンド・アロンソ | ボブ・ベル | ルノー | レミ・タフィン | ロメ・グロジャン

フェルナンド・アロンソはシンガポールGP決勝で力強い走りを見せ、シーズン初の3位表彰台を獲得した。チームメイトのロメ・グロジャンはブレーキに問題が発生し、早々にリタイアした。

フェルナンド・アロンソ（R29-04）：3位
「チームにとって素晴らしい結果だ。前向きでいられるし、過去数週間の出来事を忘れさせてくれるんだからね。いいスタートを決めて、レースの間ずっと最高にいいペースで走れたから、3位はいい戦略と堅実なレースの結果だね。エンストンとヴィリー・シャティヨン、それからサーキットに来ているスタッフ全員が素晴らしい仕事をしたおかげで、今日はそれが報われたんだ。士気が高い状態で鈴鹿に行けるね」

ロメ・グロジャン（R29-03）：リタイア
「僕にとっては残念な週末だった。クルマは調子が良くなくて、またブレーキトラブルが起きたんだ。これはレース前に解決したものだと願っていたんだけどね。いいスタートができて、1周目も良かった。ブレーキに故障を感じたとき、チームがリタイアするよう指示してきたんだ。快適に感じていたし、サーキットと夜のレースを楽しんでいたから、あまりにも残念だ。これから一生懸命働いて、来週の日本GPまでにはクルマを直したいよ」

ボブ・ベル（チーム代表）
「今日はまさに素晴らしい1日だった。どんなときも表彰台に上がれることはいいものだが、チームが耐えてきたことを考えると、本当に前向きな結果だし、今後に向けて力強さを与えてくれる。残念ながら、ロメはブレーキトラブルが生じて早々にレースを終えることになってしまった。将来に向けて、多くの可能性があることは明らかだし、このレースからただ前を向いて進んでいく必要があり、日本で堅実なレースを終えることが必要だ。チームのみんなは最後の3戦に向けて進んでいるし、この結果によって非常に勇気づけられたよ。表彰台を狙えることが分かったんだからね」

ジャン・フランソワ・コベ（マネジングディレクター）
「週末の終わりに表彰台に上がれるなんて、素晴らしい結果だよ。われわれが23日（水）にシンガポールに到着したときには、達成できるとは考えていなかったが少しずつそれを可能にしたんだ。最後にレースチームは今日、戦略をまとめあげて、非常にうまく機能させてくれた。ここで表彰台に上がれるなんて見事だ。ルノー、そしてわれわれのパートナーである『TOTAL（トタル）』、そしてわれわれのスポンサーとチームにとって、とても重要なことだ。チームは上位で戦えることを証明した」

レミ・タフィン（エンジンオペレーション責任者）
「今週末、エンジンは完ぺきに機能していた。スパとモンツァで使用したのと同じエンジンを使用したから、3回目のレースとなったわけだが、再びいい結果をもたらしてくれた。唯一の問題はレース中、ちょっとした警戒する必要があったことだ。しかし、それも何とかうまくやったし、レースの結果に影響もなかった。ここで表彰台に上がることは簡単ではない。どんなミスも許されないサーキットだからね。今日はチーム全体が集中していることを示したよ。われわれにとっては本当に最高の結果だ」

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