「特別企画~クルマ婚カツ時代~TopNews meets 東京モーターショー」楽しんでいただけましたか。今回の企画を読んで「クルマってこんなにも魅力的なんだ!」「もう一度クルマに愛情注いでみようかな?」と思って頂けたならうれしく思います。
東京モーターショーには今回取り上げたクルマのほかにも魅力的なクルマがいっぱい展示されていました。色々なクルマを紹介したかったのですが、今回の「クルマ婚カツ」でご紹介できなかったクルマの方が多いのが残念でなりません。でも、あなたにお似合いのクルマは今回紹介できなかったクルマかもしれません。やっぱり「婚カツ」は自分自身で行動してこそ成功するものです! ちょっとでも「婚カツしてみようかな」と興味を持たれたならば、ぜひ街の車販売店へいってみてはいかがでしょうか。
クルマ婚カツを成功させたならば、きっと、あなたの人生も変わるかもしれません。
今回の特別企画を終わるに当たって、私が実際に体験したクルマ婚カツを紹介しようと思います。
私が「クルマ」という存在に惹かれるようになったのは、小学生の低学年の頃。父親がクルマを買い替えたときのこと。「新しいクルマが家に来る」そう思っただけでも胸がワクワクしたことを覚えています。そのクルマは国内製の何の変哲(へんてつ)もない小さなセダンでしたが、マニュアル車で、キビキビ走り、運転していて本当に楽しいクルマでした。
父親も「クルマ婚カツ」のプロだったようで、そのクルマを愛し続け、17年間乗りました。しかし、これほど長く乗っているとどんなに大切にしていても、クルマも疲れてきたのか、故障が多くなってくるものです。
その後、私の始めての「クルマ婚カツ」が始まりました。
17年間乗り続けたクルマに代わる新しいクルマは、簡単に見つかるものではありません。いくつものカーディーラーに行き、いくつものクルマを比較してクルマ婚カツをしました。
クルマ婚カツのポイントは「自分の乗りたいクルマをしっかりイメージする」こと。私の場合は、長い間乗り続けたクルマと同様「マニュアルミッションのセダン」というイメージを頭に描きながら行いました。
イメージがしっかりしていれば、お相手のクルマは比較的早く見つかるものです。私の場合は、「マニュアルミッションのセダン」というかなり限られたイメージだったので、クルマを見つけるのは本当に早かったです。
クルマを買うときには、ディーラーで仕様を営業の方と細かく話しました。それはまさに恋愛と同様に「お見合い」をしているような感覚、契約のサインをするときは、本当にクルマと「結婚」するんだという気がして、緊張したものです。
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新しいクルマと結婚したということは、今まで一緒にいてくれたクルマともお別れになります。新しいクルマの納車の日、今まで乗っていたクルマに「最後の」洗車をして、写真を撮りました。「もうお別れなんだ」と思うと、今までの思い出がよぎり、涙が頬(ほほ)を伝いました。これは、クルマに対する「愛情」がそうさせたのだと思います。私にとってあのクルマはパートナーであり、家族でした。これほど愛したクルマは今までありませんし、これほど愛情を注ぐことのできるクルマに出会えることほど幸せなことはないと思うのです。
そして今、クルマ婚カツで出合った新しいパートナーと最高に楽しいカーライフを満喫しています。真剣に選んだパートナーです、運転していて心から楽しいし、素敵な時間を過ごすことができます。
こういった私の経験をもとに、皆さんにも素敵なクルマ婚カツをして頂けるようにと考えながら、東京モーターショーでクルマ婚カツをしてきました。今乗っているクルマからは「浮気してるっ!!」と思われるかもしれないですが(笑)。
今回の「特別企画~クルマ婚カツ時代~TopNews meets 東京モーターショー」が日本のクルマ好きを一人でも多くし、クルマ文化を作り上げる第一歩になったら、そう切に祈ります。
今回の企画について、読者の皆様が感じられたこと、クルマ婚カツに対するご意見・ご質問やご感想を私はぜひ聞きたいと思っています。ご意見をお待ちしています。
別の機会に、魅力的なクルマが現れたら、私のクルマ婚カツを再びレポートしたいと思っています。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。
それでは、素敵な「クルマ婚カツ」を!
TopNews特派員
クルマ婚カツコンシェルジュ
アルヌー