2009年シンガポールGP決勝(ウィリアムズ)

2009年09月28日(月)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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3番グリッドを確保し、レース開始時にポジションを上げ、ニコ・ロズベルグは昨年のシンガポールGPと同様に2番手に順位を上げた。その後ロズベルグは、ペナルティーによって後方に沈むこととなった。ピットレーンの出口で縁石を越え、レースに復帰する前にドライバーが注意しなくてはならない白線内にクルマをとどめることができなかった。その結果、残念なことにドライブスルーペナルティを受け、これと同時にセーフティカーが導入された。これによりロズベルグは、ばん回不能なほど後方へと沈むことになった。残念な結果だったにもかかわらず、ロズベルグのQ2でのペースはレースでも変わらず、チームにとっては来週末の日本GPで前進する勇気を与えてくれた。

中嶋一貴
「難しいレースでした。できる限りのことはしたと思いますが、ポイントを取ることができなかったことは残念です。最後のスティントでは、僕の前を走るクルマがタイヤに苦しんでいる可能性があるように思えました。でも前のクルマに集中するのと同じように、後方から来るクルマからもポジションを守る必要があったので、バランスを見いだすことが厳しかったです。クルマは調子が良かったので、日本にもこの勢いを持ち込めたらと思っています」

ニコ・ロズベルグ
「今日の結果にはすごくガッカリだよ。ブレーキを踏むのが遅くて、ピットレーンの出口で白線を越えてしまうという不必要なミスをしたんだ。それからセーフティカーが入って、最悪だった。最低な気分だよ。チームにも申し訳ないね。ドライブスルーペナルティを受けたとき、2番手には戻れないし、残りのレースを後方で戦わないといけないって分かったからね。チームは今週末、すごくいいクルマを与えてくれて、誰よりも開発に努力を注いでいた。日本でこれを利用して、最高のアドバンテージにするつもりだよ」

サム・マイケル(テクニカルディレクター)
「ニコは本当にスタートが良く、最初のピットストップまでずっと素晴らしいペースで来ていた。残りのレースに向けてもいい戦略があって、確実に2位に入れるはずだったが、残念なことにピットレーンの出口で問題を抱えて、ドライブスルーペナルティを受けてしまった。フリー走行も予選も、そしてレースもすべてをうまくやっていたから、本当に残念だ。ささいなミスが非常に高くついた。われわれはさらにセーフティカーが入る場合を考えて、戦略を変更するために早くピットに呼んだんだ。一貴は問題なくレースを戦った。週末の間クルマのペースは良く、われわれのアップグレードが機能していた。今後のレースに向けても投入していくものがある」

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