フェルナンド・アロンソ(ルノー)が2010年にフェラーリへ移籍することが、今週末に発表されるとの報道がある。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、1日(木)に鈴鹿サーキットでフェラーリがこの件を発表する予定だと伝えている。
フェラーリのステファノ・ドメニカリ(チーム代表)は、日本でフェラーリの来季ドライバーラインアップが明らかになるのか質問され、『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙へこう述べている。
「その可能性はあるが、決まったわけではない」
『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙は、キミ・ライコネン(フェラーリ)の2010年契約の解除に関してライコネンの弁護士が、細部にわたる懸命な作業を先週のシンガポールで行っていたとも報じた。
ライコネンは2002年から2006年に所属したマクラーレンに復帰するとの報道がされており、マクラーレンとフェラーリの共通のスポンサーであるサンタンデール銀行が資金面で移籍に関与するという。
マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)は27日(日)、ほとんどコメントしなかったが、グリッド上でできるだけ最高のドライバーを獲得することが自分の仕事だと語り、ヘイキ・コバライネン(マクラーレン)には失望しているとも認めた。
また、ウィットマーシュは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に「われわれはキミをF1界で最も才能あるドライバーの1人だと考えている」とも語っている。
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)も、ハミルトンのマネジャーである父アンソニーも、ライコネンをチームメートに迎える可能性をあまり歓迎していないようだ。
「今のところ、僕はチームの状況に非常に満足している。でも、どうなるか確認してみないとね」とハミルトンは語った。