鈴鹿サーキットでBMWのF1エンジン8基を運搬していた輸送コンテナが落下した。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によると、落下したエンジンはBMWザウバーのニック・ハイドフェルドとロバート・クビサがフリー走行で使用する予定だったもので、もしエンジントラブルがあった場合、このエンジンが使用される可能性もあるとのこと。
BMWザウバーのドライバーがレースで使用する予定のエンジンは、被害を受けたコンテナには入っていなかった。
鈴鹿サーキットのパドックへ向かう途中、被害にあったコンテナは橋に接触して、コースに転落したと伝えられている。
「(F1機材に対する)これまでで最悪の損傷だった」とチーム代表のマリオ・タイセンは述べている。
コンテナ内部ではエンジン周囲の保護枠が破壊されていたが、エンジンに目立った損傷はなかった。
「私が最も心配しているのは、バルブ周りだ」タイセンはこう加えている。