トヨタの広報担当者によると、トヨタは最低でも2012年までF1参戦を継続し、幅広く報じられているトヨタが撤退を検討中という報道を調査するという。
今週はじめに、東京で行われた記者会見で、トヨタの山科忠チーム代表はケルンに本拠地を置くトヨタチームの将来は「不透明」であり、トヨタ自動車株式会社の「業績による」と語ったと伝えられている。
しかし、日本での同じ記者会見で山科氏は、トヨタは2010年から2012年までのコンコルド協定に署名しているので、F1への参戦を続けると明言しているが、この件はあまり広くは報道されていない。
1日(木)にトヨタは、2010年シーズンと「それ以降」のサプライヤー契約調印を発表し、山科氏は「来季の開発および計画はすでに始まっています」と説明した。
トヨタの報道担当者は、議論を呼んでいるとされるほかの山科氏の発言を、主要通信社がどのように日本語から翻訳していたのかチームが調査中だと語った。
「チームに関する限り、われわれは2012年までF1に参戦する。報道されたコメントに関しては確認中である。翻訳された際に一部が抜けたのだと思われる」報道担当者は『The Gurdian(ガーディアン)』紙にこう述べている。