マッサ、2009年の復帰はなし
フェリペ・マッサ（フェラーリ）が最終戦のアブダビGPでカーナンバー3のコックピットに復帰するとのうわさを、フェラーリがついに否定した。
マッサは2009年シーズン中に復帰する可能性について、非常に低いと語っていた。しかし12日（月）にマッサは、フェラーリが所有するフィオラノのコースで2007年仕様のF1を走らせた。
マッサの視力が回復していることをFIA（国際自動車連盟）も確認しており、神経学的な検査の結果も良好だったと週末にフェラーリが明かしている。
「完全なF1復帰は、2010年シーズンの開幕時に話し合われる。負傷した者がレースへ復帰する際にFIAが求めているメディカルチェックは、そのときになってから実施される」フェラーリは声明の中でこのように発表している。
またフェラーリは、マッサはF2007で「数周」を走るのみのため、「本格的なテスト」ではないと語っていた。
さらには、パリでここ数日の間に行われた「非公式な」メディカルチェックは、良好な結果だったものの、「この先2ヶ月の間に競技へ復帰することを認められるものではなかった」としている。
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