過小評価に不満のハイドフェルド

2009年10月14日(水)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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チームメートのロバート・クビサ(BMWザウバー)が来季のルノーのシートを無事に確保する中で、いまだ就職活動中のニック・ハイドフェルドはフラストレーションをあらわにしている。

クビサはF1でも最も評価の高いドライバーの1人だが、今季クビサは9ポイントしか獲得していない。それに対してハイドフェルドは15ポイントを手に入れている。

さらに、ハイドフェルドとクビサの予選パフォーマンスは互角である。ここまでの2009年シーズンでハイドフェルドがクビサを予選で上回ったのは15戦中7戦で、わずかに負けている程度だ。

「一般の認識だと僕は、僕より遅いドライバーの下に見られているんだ」と、ハイドフェルドは母国ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に不満をぶちまけている。

昨年のハイドフェルドはひどく苦戦を強いられていたが、2007年は明らかにクビサよりも上の走りを見せていた。

「2007年のクビサより速かったし、今また僕はクビサより速い。でも、みんな2008年の話ばかりするんだよ」

「F1では理屈が強いと思っていたんだけど、残念ながら数字上の勝利で印象が変わるものじゃないらしい」

ハイドフェルドは2010年のシートが未定であると認めながらも、”いくつかの選択肢”があることを明かし、さらに、新たなオーナーの下で来年3月のバーレーンGPに参戦する可能性がある新生BMWザウバーからの出走が最有力候補だと話している。

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