メディア分析企業『マーガス・マトリックス』によると、2009年のブラウンGPのブランド価値は2億5,500万ドル(約230億2,900万円)にも上ったという。
大部分のライバルと異なり、自動車メーカーやレッドブルのような商業的企業によって運営されていない。真のビジネスがレースであることが、新チャンピオンのブラウンGPにとっては希少価値となっている。
しかし、商業的な成功を収めたことで昨年下半期、新車セールスに伸び悩んだ中、チームをロス・ブラウンに売却した日本の自動車メーカーホンダに再考を促すに違いない。
マーガス・マトリックスは今シーズン最初の15戦で、18カ国で放映された視聴率に対して分析したところ、2億5,500万ドルに行き着いたようだ。
ブラウンGPのマシンはこれらのレースで国際的におよそ9時間放映され、有名なフェラーリよりも多く、2008年のホンダF1の3倍であった。