ブラウンGPからマクラーレンへ移籍するというジェンソン・バトンの決断に激怒しているニック・フライ(ブラウンGP/チームCEO)は、2009年中はバトンをマクラーレンで働かせないことを宣言した。
『The Guardian(ガーディアン)』紙によると、バトンは12月末日までブラウンGPとの契約下にあるようだ。
「年が明けるまで、ジェンソンはマクラーレンで何もできない」
「もし彼が働いたとしたら、われわれは非常に悲しむことになる」
フライは、7年間チームに在籍したバトンがマクラーレンと「契約するまでの経緯」によって、ブラウンGPの態度が決まったことを示唆している。
例えば、バトンは最近マクラーレンの本拠地を訪れていたが、厳密にはこれも契約違反に該当するようだ。
「ほかにも、今から年末までのジェンソンは制限される行動はある。われわれは厳しくこれを適用していく」
マクラーレンのスポークスマンは『Daily Mail(デイリー・メール)』紙に対し、次のように語っている。
「ジェンソンの早期解放をブラウンGPには求めていない。それなので、われわれにとっては問題ではない」