ジェンソン・バトン(ブラウンGP)のマネジャーは、バトンがブラウンGPへの忠誠心を失い、マクラーレンへ移籍する予定だとの憶測を否定した。
バトンの2010年の報酬をめぐり、ブラウンGPとバトン側は意見が対立したままになっているとされ、13日(金)にはバトンがマクラーレンの本拠地を訪れていた。
しかしバトンのマネジャーであるリチャード・ゴダードは、『News of the world(ニュース・オブ・ザ・ワールド)』紙へ次のように語っている。
「ジェンソンはロス・ブラウン(チーム代表)とチームに対し、最大の敬意を払っている」
「交渉が決裂したというのは完全な誤りだ。彼は長年にわたり、チームに対して非常に忠実だった。それだけに、決断が難しくなっている」
「1、2週間のうちにすべてが解決して、ゆっくりと休めることを期待しているよ」
もしマクラーレンへ移籍すれば、バトンはマクラーレンが長い年月をかけて育て上げたルイス・ハミルトンのチームメートとなる。しかしバトンは、ハミルトンのチームメートになることをためらっていないとゴダードは語っている。
「ルイスのチームメートになっても、ジェンソンにとっては問題にはならないだろう。クルマの開発が彼に合うような形で進む限り、彼は挑戦を楽しめるはずだ」