ブラウンGPのニック・フライCEOは『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙に対し、チームの上級エンジニアがボーナスを巡ってチームに不満を抱いているとの報道を否定した。
ブラウンGPのスタッフが不満を抱いており、レッドブル、マクラーレン、フェラーリなどがスタッフの獲得に乗り出しているとパドックでうわさされていた。
また、新チャンピオンになったバトンは、2009年に報酬を80%以上カットすることに合意していたが、現在は新契約での報酬を巡ってチーム側と意見が対立しているとの見方が強い。
さらにバトンは今週、今シーズンは渡航費も自ら支払っていたことを明らかにしていた。また『Telegraph(テレグラフ)』紙によると、バトンはレースの合間、自分でレーシングスーツを洗濯していたようだ。
「この件について、誰も何も私に言ってきていない。非常に驚いているよ。不満があるのか調べるが、私は確認できていない」
「これは内部の問題ではあるが、もし誰かが問題を抱えているのなら、喜んでそれを話し合っていく」とフライは語っている。