ブラウンGPが2009年のF1へ参戦できた背景には、イギリス政府の協力があったようだ。
ブラウンGPのCEOニック・フライによると、ホンダが撤退した後のチーム存続に関し、政府の高官であるピーター・マンデルソンが中心的な役割を果たして協力していたとのこと。
ビジネス担当大臣であるマンデルソンはチームがブラウンGPへ移行する際、ホンダへ働きかけるよう東京の担当者に依頼していたと『Mirror(ミラー)』紙が報じている。
「イギリス政府を非難するのが好きな者は多いので、このことを歓迎しない者もいるだろう」
「だが、われわれの存続は政府の多大な協力によって実現されたと言っても過言ではない。特にピーター・マンデルソンとビジネス部門の協力が大きかった」フライは最新号の『Top Gear(トップ・ギア)』誌でこのように語っている。