契約違反を修正するのに残されたのはあと12日しかないが、ドニントン・パークは2010年のイギリスGP開催をあきらめていない。
サイモン・ジレットが責任者を務めるドニントンは、F1の最高権威バーニー・エクレストンに対して、施設改修に必要な資金を証明することができなかった。そのため、エクレストンはシルバーストンと新たな契約を結ぶのではないかとの見方が強まっている。
しかし、14日間の最終猶予が2日経過した14日(水)、ドニントンが1億3,500万ポンド(約194億円)を確保する資金計画を発表した。
メディア向けの声明の中では、15%の金利で7年間にわたって投資者へ返済する融資案の概略が示されている。
ドニントン側は、この融資の「大半が、2010年のF1イギリスGP開催に向けた準備として、ドニントン・パークを再開発するための資金になる」と語った。