ドニントンの危機が深刻な状況に

2009年12月13日(日)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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ドニントン・パークがさらに危機的な状況になってきた。

F1の最高権威バーニー・エクレストンは、将来にドニントンでF1が開催される可能性を残す発言をしていたものの、その後にシルバーストンと17年間のグランプリ開催契約を結んだ。

それだけではなく、ドニントンでのグランプリ開催の望みは「消え去った」とまでエクレストンは語っていた。

ドニントンは現在、資金確保に失敗して管財人の管理下にあり、中断されている工事のためにサーキットを使用できない状態になっている。

またドニントンはすでに、MotoGPの開催をシルバーストンに奪われていた。

だが『Derby Telegraph(ダービー・テレグラフ)』紙の報道によると、2010年イギリス・スーパーバイク選手権のドニントン・ラウンドも開催されなくなったようだ。

イギリス・スーパーバイクのプロモーターであるジョナサン・パーマーは、次のようなコメントを残した。

「イベントが実際に開催されない可能性がないサーキットでカレンダーを作ることは、各チーム、レース放映、商業パートナー、そして誰よりもファンにとって非常に重要なことだ」

13日(日)夜の段階で、ドニントン・パークの公式ウェブサイトには、サイトが「利用できません」というメッセージのみが表示されている。

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