シルバーストンへの譲歩を否定するエクレストン

2009年12月08日(火)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは、イギリスGP開催の新契約に合意したことで、経済的な損失を被ったと語っている。

シルバーストンは新たに結んだ17年契約で「財を築くだろう」と語るエクレストンのコメントが、『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙のウェブサイトに掲載されている。

他の国でレースを開催していれば、もっと多くのお金を稼げたか質問されると、エクレストンはこのように答えた。

「間違いなく稼げた。比べ物にならないくらい多くの金額を稼げただろう」

「レース開催を切望している国はあるが、もうヨーロッパに資金はない」

今週にエクレストンは、長引いたシルバーストンとの交渉に対する不満をぶちまけていた。

ここへきてエクレストンは、こう加えている。

「ぶつくさと文句を言われるのはもうたくさんだ。これでシルバーストンは何年も安泰だろうし、財を築くだろう」

伝統のイギリスGPをカレンダーに残すため、合計で数千万ポンド(数十億円)もの譲歩にエクストンが同意したとの報道もあるが、エクレストン本人は次のようにこれを否定した。

「イギリスだからといって特別な感情はない。だが、私が手助けしたとみんなが考えているなら、それはうれしいことだ」

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