エクレストン、ドニントンでのイギリスGP開催を否定

2009年11月29日(日)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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バーニー・エクレストンはシルバーストンがイギリスGP開催契約に合意しなかった場合に備え、ドニントン・パークでの開催契約の復活へ向けた準備をしているとのうわさをエクレストン本人が否定した。

ドニントンの運営会社は、F1開催計画の資金を集めることに失敗し、現在は管財人の管理下に入っている。しかし、F1の最高権威であるエクレストンは、出資者を見つけることができれば、計画が復活する可能性もあるとしていた。

エクレストンはドニントン・パークの近くにあるドニントン・ホールを買収し、ドニントン・パーク自体を買い取ることにも興味を示しているとのうわさがある。

だがエクレストンは、『Daily Express(デイリー・エクスプレス)』へ次のように語った。

「ドニントンの買収や、あそこでイギリスGPを運営することには、少しも興味がない。ドニントン・ホールとはいったい何だ?」

ドニントンの管財人は、興味を持っている複数のグループと話をしていると伝えられ、2010年のF1開催も可能だと主張していた。しかし、シルバーストンの関係者も、契約締結が間近だと語っている。

シルバーストンのオーナーであるBRDC(ブリティッシュ・レーシングドライバーズ・クラブ)のデーモン・ヒル会長は、契約の締結に「ひそかな自信」を持っていると語ったが、『Evening Standard(イブニング・スタンダード)』紙へこう加えた。

「お互いに利益を得られる契約にすることが課題だ」

「そういった契約にすることが必要なので、誤った一歩を踏み出さないようにする」

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