エクレストン、ドニントンに賠償は求めない

2009年10月27日(火)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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イギリスGPを開催できなかったことにより、ドニントン・パークは数百万ポンドの違約金を支払うことになるとの憶測を、バーニー・エクレストンが否定した。

ドニントンはMotoGPの開催権もシルバーストンに奪われており、現在は完了することができなくなった改修工事のため、施設も使用できない状態になっている。また、『Telegraph(テレグラフ)』紙によると、負債が重なっているため「管財手続き」の危機にも直面しているようだ。

さらに、結局は失敗に終わった融資による資金計画に関連した文書で、もしグランプリ開催に失敗した場合には、F1の最高権威であるエクレストンが「損害賠償」として1,800万ポンド(約27億円)を請求できることも明らかになっていた。

だがエクレストンは『The Times(タイムズ)』紙に「違約金はない。まったくないよ」と語っている。

エクレストンは、ドニントンと17年契約を結んだことを後悔していないと語っており、今までイギリスGPを開催してきたシルバーストンの将来も明るいとは言えないようだ。2010年のイギリスGPまでは、あと8ヶ月ほどしかない。

「いいや、後悔はしていない。もし彼らがやると言っていたこと、契約で彼らがやることになっていたこと、それがきちんと実施されていれば、うまくいっていたんだ」とエクレストンは語った。

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