ミハエル・シューマッハが2010年にF1復帰するといううわさが勢いを増しているが、ロス・ブラウン(メルセデスGP/チーム代表)がこれを一蹴した。
ブラウンは、シューマッハとフェラーリが黄金時代を築き上げたときのフェラーリでテクニカルディレクターを務めていたが、現在はメルセデスGPのチーム代表になっている。
シューマッハのマネジャーであるウィリー・ウェバーが、3週間前のアブダビでブラウンやダイムラー会長ディーター・ツェッチェと会ったことを認めたため、週末の間にメルセデスGPとシューマッハをめぐるうわさが広まっていた。
しかし、このうわさについて質問されたブラウンは、『Bild(ビルト)』紙へ次のように答えている。
「メディアの夢以外、なにものでもない」
「マイケル(シューマッハ)は、フェラーリから一時的に復帰するかもしれないが、新しいキャリアを始めようとは思っていない」
マネジャーのウェバーは、シューマッハが”ひんぱんに”ブラウンと話していると語ったが、「メルセデスとのドライバー契約について、個人的に何も言ってきていない」とも加えた。
『Times(タイムズ)』紙によると、シューマッハの公式スポークスウーマンであるザビーネ・ケームはこのように語っていたようだ。
「可能性は低いと思っていますが、確実なことは誰にも分かりません」