ミハエル・シューマッハがF1復帰を検討しているとのうわさがあるが、メルセデスGPのニック・フライCEOが10日(木)、このうわさを大きくするような発言を行った。
シューマッハはメルセデスGPに加入する可能性があるとされており、フライもシューマッハが加入する可能性を否定していない。
「マイケル(シューマッハ)にしろ、他の元チャンピオンにしろ、面白い要素が増えることになると思う」とモータースポーツ・ビジネス・フォーラムでフライは、『Reuters(ロイター)』通信へ語った。
シューマッハについて質問されたフライは、チームが「多くのドライバーと交渉している」とだけ答えた。
2010年のメルセデスGPには、ニコ・ロズベルグ(現ウィリアムズ)が加入することがすでに発表されている。ロズベルグが24歳であるのに対し、シューマッハは来月で41歳になる。
だがフライは、シューマッハのようなベテランであってもロズベルグに対抗できるとして、次のように話している。
「40歳や41歳になった者が24歳の者と戦えるかって? 他のスポーツでは十分に可能なことだと証明されている」
「人々を魅了させる要素になるだろうし、マイケルであっても、ジャック(ビルヌーブ)であっても同じことだと思う」
ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)も候補だとされているが、ロズベルグのチームメートは経験豊富なドライバーが理想的だとフライも認めている。