2009年シンガポールGP決勝(トロ・ロッソ)

2009年09月28日(月)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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シンガポールのライトに照らされ、暑さと湿度が高い中で両ドライバーにとっては厳しいレースとなった。ハイメ・アルグエルスアリはブレーキ、セバスチャン・ブエミはギアボックスにトラブルが発生し、48周目に2人ともリタイアを強いられた。

セバスチャン・ブエミ(STR4-03):リタイア
「スタートは良くて、キミ(ライコネン/フェラーリ)を抜くことができてうまくいっていたけど、第1スティントの終盤にはタイヤのタレに悩まされ始めたんだ。最初のピットストップはうまくやれて12番手で戻ることができた。セーフティカーが出てきて、みんなの差が詰まった。またキミの後ろについたから、2度目のピットストップまでは懸命にプッシュしていたよ。そこで燃料が入らないという大きな問題が起きて、再びピットインしなきゃいけなかった。最終的にはギアボックスにトラブルが起きたから、リタイアすることになったんだ。いい結果を得られる可能性があったレースで、信頼性に問題が起きてとても残念だよ」

ハイメ・アルグエルスアリ(STR4-02):リタイア
「これ以上うまくやることは難しかったと思う。トラックと暑さの面でレースがとても厳しいコンディションになっていたからね。僕は自分のペースで走っていたけど、ブレーキの問題でリタイアすることになった。今度は鈴鹿に行く。もっとうまくやれたらいいなって思うし、技術的な問題なしでレースを完走したいな」

フランツ・トスト
「2人ともスタートは良かったね。ブエミは12番手、アルグエルスアリは14番手までポジションを上げたんだから。ライコネンに抜かれるまでは、ブエミは自分のポジションを守っていた。ブエミの最初のピットストップは予定通りにいったよ。それからハイメの最初のストップで大きなトラブルに見舞われた。ロリポップが上がる前にスタートしようとして、このせいで燃料リグにダメージを負ったんだ。したがって、セバスチャンが2度目のピットストップで入ってきたとき、燃料が入らず、給油のために彼をピットに呼び戻さないといけなかった。終盤に向けて、ギアボックスの油圧が低下していることが判明したため、セバスチャンをピットに呼び戻した。この原因を調査しなくてはならないね。ハイメは2回目のピットストップで、右フロントのブレーキに問題があることが分かった。この原因もまだ分かっていない。それで安全策として彼をリタイアさせることに決めたんだよ」

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