ウィリアムズからF1デビューすることが決定しているニコ・ヒュルケンベルグは、2009年中にフェラーリからデビューする交渉を行っていたと明かした。
フェリペ・マッサ(フェラーリ)がハンガリーでクラッシュした際には、代役となったルカ・バドエルの後任としてヒュルケンベルグの名前も浮上していた。
GP2チャンピオンになったヒュルケンベルグは『SID』通信に対し、フェラーリと交渉しているといううわさは事実であったと認めた。
「興味を示してきたし、問い合わせも間違いなくあった」
「ぜひ実現させたいとも思ったけど、それではGP2もF1も中途半端になってしまうからね」
「結局はGP2に集中してタイトルを取ることができて、きちんと準備をしてからF1にデビューできることになった。フェラーリで走らなくて良かったんだと思うよ」とヒュルケンベルグは語った。