フランク・ウィリアムズ卿(ウィリアムズ/チーム代表)が、2010年のウィリアムズがコスワースエンジンを搭載するという憶測を認めた。
「トヨタとの契約を終わらせ、過去に数々の世界タイトルを勝ち取ってきたイギリスのエンジンメーカー、コスワースと組むことになった」ウィリアムズは『Gulf News(ガルフ・ニュース)』に対し、こう語った。
ルノーエンジンの搭載もうわさされていたが、自動車メーカーと組むよりも「よりプライベートチームとして、独立していく」ための選択肢だとウィリアムズは説明している。
「彼ら(コスワース)は、ウィリアムズから50マイル(約80km)の距離にあるので、非常に便利だ。それにわれわれは、独立性を維持できる。どこからの影響も受けなくて済むのだ。トヨタがあれこれと命令してきたわけではないが、われわれはプライベートチームとして、独立していく道を選んだ」
ウィリアムズはまた、チームの現ドライバーであるニコ・ロズベルグが来季、メルセデスのチームへ移籍することも認めた。
「ニコはドイツ人で、メルセデスはドイツ人を最低でも1人走らせたがっている」
「来季のドライバーについては、月曜(2日)に発表する」とウィリアムズは語った。