本拠地「完成」とUSF1

2009年10月09日(金)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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アメリカから新規参入するUSF1は、来年3月にグランプリデビューを果たせないのではないかとの根強い疑いを一掃した。

マノー、カンポス、ロータスを含めた新規チームのすべてが実際に開幕戦のバーレーンに現れるわけではないとのうわさが流れ続けている。そして、新規チームの中でも最も疑わしいと言われているのがUSF1だ。

しかし7日(水)、ケン・アンダーソン(チーム代表)とピーター・ウィンザー(スポーティングディレクター)が率いるUSF1は、かつてNASCARチームのジョー・ギブス・レーシングが使用していたアメリカ・ノースカロライナ州のシャーロットにある本拠地内部の写真を公開した。

アンダーソンはインタビューで、「われわれの本拠地はもう完成し、完全に機能している。2010年のレースカーも作っているところだ」と語り、チームによってその写真が配信されている。

その写真には、設計部門とさまざまな製作機器が写っているが、実際のマシンやパーツを確認することはできない。

FIA(国際自動車連盟)とF1主要チームによる”分裂シリーズ”騒動で忘れられていたが、今ではUSF1が新しくクルマのデザインを手がけるには遅すぎるかもしれないと示唆されている。

アンダーソンはこのように述べた。「君たちがそういう質問をするのはおかしいね。もう何度も同じ質問を受けているのに。(クルマを発表する)われわれのタイミングは11月上旬と予定通りだし、2010年1月のテストにはクルマは完成されているよ」

またアンダーソンは、次の段階はUSF1のヨーロッパの拠点を置くことであると指摘している。

「人々が最も目にするものは、トランスポーターや、運搬用の車両であり、F1の”ライフスタイル”といった側面は、全体的な予算から見れば少ないものだ。これらをヨーロッパの施設に用意する。間もなく教えてあげるよ」

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