マノーはティモ・グロック(トヨタ)と2010年の契約を結ぶ可能性があるようだ。
アブダビGPのパドックでは、グロックはルノーへ移籍する可能性が高いとみられていた。
しかし、ルノーはF1での将来を検討しているとされ、これによりグロックの2010年に関する発表も、レッドブルのエンジンに関する発表も遅れている。そのためグロックは、他の選択肢も考えているようだ。
マノーは、イギリスの大富豪であるリチャード・ブランソンが支援することになるとみられており、2010年に向けて「ヴァージンF1」とチーム名を変更するとも言われている。『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によると、マノーのドライバー候補の最有力は、グロックであるとのことだ。
「まだ3チームと真剣な交渉をしている。マノーもその1つだ」グロックのマネジャーであるハンス・ベルント・カンプスはこのように語り、さらに続けた。
「話がまとまりそうになっており、来週の初めにも決断できると思っている」
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、ルーカス・ディ・グラッシ(ルノー/リザーブドライバー)やアダム・キャロルなど、資金を持ち込む”ペイドライバー”がグロックのチームメートになると報じている。