22日(日)にマカオの市街地コース、ギア・サーキットでマカオGP決勝が行われ、エドアルド・モルタラ(シグネチャー)が優勝し、2009年のF3世界一が決定した。
前日に行われていた予選レースでは、全日本F3選手権でチャンピオンになったマーカス・エリクソン(トムス)がポールポジションからスタートしたものの、ジャン-カール・ベルネイ(シグネチャー)が1位になっていた。しかし決勝では、3番手からスタートしたモルタラがポールのベルネイと2番手スタートのエリクソンを抜きトップに立った。
その後、ダニエル・リッチアルド(カーリン)らによる多重クラッシュによって赤旗中団になるなど混乱もあったが、12周目にモルタラがベルネイの前に出た。そのままモルタラはチェッカーフラッグまでトップの座を守りきって優勝。ベルネイも2位に入ったことで、シグネチャーは1-2フィニッシュを果たしている。3位はARTのサム・バードだった。
全日本F3選手権から参戦したドライバーの決勝結果は、以下の通りだった。
マーカス・エリクソン(トムス):4位
井口卓人(トムス):6位
国本雄資(ナウ・モータースポーツ):9位
嵯峨宏紀(ル・ボーセ・モータスポーツ):14位
ケイ・コッツォリーノ(戸田レーシング):リタイア
アレキサンドレ・インペラトーリ(KCMGバイ・コレス&ハインツ・ユニオン):リタイア