マクラーレンのテストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサは、テストドライバーを続けながらF1グリッドへの復帰を目指す可能性があると示唆している。
デ・ラ・ロサが最後にフルシーズンを戦ったのは2002年のことだが、来季はカンポスやUSF1への加入がうわさされている。
また最近にはデ・ラ・ロサ本人が、USF1を含め「空席のある全チームと」交渉していると語っていた。USF1はアラゴンにヨーロッパでの前線基地を置くが、アラゴンはデ・ラ・ロサが技術面、スポーツ面で支援した施設だ。
「まだ早過ぎるよ。決断は急いでない。USF1とモーターランド(アラゴン)は確かに合意しているけど、この先にどうなるか、僕は知らないんだ」
「マクラーレン・メルセデスにリザーブドライバーとして残りながら、他のチームでのレースシートを見つけられたら、とてもうれしいね。単にレースするために他のチームへ移籍してもいい。でも、まだ分からない。これが答えだよ」デ・ラ・ロサは『EFE』通信へこう語った。
アドリアン・カンポス(カンポス/チーム代表)は最近、デ・ラ・ロサにはスポンサーが少ないため、2010年の契約は可能性が低いと語っていた。しかし、お金以上にチームへもたらせるものがあるとデ・ラ・ロサは語る。
「スポンサーがいれば、すべて簡単だっただろうね。でも、僕のF1での経験も貴重なはず。経験が僕のスポンサーだよ」