2010年からF1に参戦するカンポスは、来季にスペイン出身ドライバーを起用しない可能性があるとの報道を否定した。
カンポスはすでに、ブルーノ・セナと契約を結んでいるが、契約を望んでいたペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン/リザーブドライバー)についてはスポンサーシップに関する問題が報じられ、デ・ラ・ロサが加入する可能性はなくなったと見られていた。
「今日の段階では、空いているシートにスペインのドライバーが収まる可能性はある」
「もちろんわれわれにとっては、それがペドロ・デ・ラ・ロサであれば夢のようなことだ」
「ペドロとの話し合いは続いている」とチーム社長のホセ・ラモン・カラバンテは語り、契約できるか否かは、今でもスポンサーシップ次第だと強調した。
パストール・マルドナードや、ビタリー・ペトロフなど、資金を持ち込むドライバーも候補だとされているが、カラバンテは年内にセナのチームメートを発表することが目標だと語った。
『El Mundo(エル・ムンド)』紙も年内が期限であることを示唆するような記事を掲載している。
『El Mundo(エル・ムンド)』紙の報道によると、マクラーレンはデ・ラ・ロサに対し、12月31日(木)までに2010年に向けた決断を下すように伝えたという。
ザウバーもデ・ラ・ロサの候補チームだとされており、デ・ラ・ロサ本人も「15日以内に」決断を下す可能性が高いと認めている。
カラバンテはさらに、カンポスが2010年の開幕戦バーレーンGPにカンポスが登場しない可能性があるとの憶測を否定していた。