フェラーリの2010年エンジンは、燃費が向上するようだ。スペインの『Diario AS(ディアリオAS)』紙が報じている。
来年のF1ではレース中の給油が禁止されることもあり、フェラーリはエンジン開発凍結ルールの中で許される範囲での、燃費向上に取り組んでいると『Diario AS(ディアリオAS)』紙は報じた。
また今週には、テスト禁止ルールに抵触しないよう、2年前のクルマにデモ用タイヤを装着してフェリペ・マッサ(フェラーリ)がテストを行っている。
『Diario AS(ディアリオAS)』紙によると、ここで「内部の処理」がいくつか試されたようだ。
「基本的に、テストは彼(マッサ)のためだったし、間違いなく彼は、ハンガリーでの事故の前よりも速かったよ」フェラーリのテストドライバー、マルク・ジェネはこう語っている。
661のコードネームがつけられているフェラーリの2010年型車について、ジェネは自信を持っているようだ。
「風洞でのデータはいいし、僕たちは楽観的になっているよ。でも、ライバル勢のことは分からないから、トラックに出そろうまで待たないとね」とジェネは加えた。