ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)が、2010年のザウバーでレースシートを獲得する可能性があると認めた。
14年目となるF1での戦いを終え、231戦に出場してきたフィジケラは、フェラーリと2010年のリザーブドライバー契約を結んでいる。
しかしフィジケラの契約は、リザーブドライバーを務めながら他チームでのレースシートを獲得できるものになっている。また、ザウバーが2010年はフェラーリのエンジンを搭載することから、フィジケラのシート獲得が浮上してきた。
2002年と2003年にジョーダン(現フォース・インディア)で厳しいシーズンを過ごしたフィジケラは、2004年にザウバーへ移籍。その後、キャリアの中で最高の成績を残すことになるルノーへ移籍していた。
「まず何より、彼ら(ザウバー)が参戦できることがうれしいよ。僕が知っているチーム、そしてみんなとうまくやっていけるチームだから、一緒に働きたいと思っている。実現可能かどうか、フェラーリと検討してみるよ」とフィジケラはボローニャ・モーターショーで語った。