アレックス・ユーンが、チーム首脳として2010年の新規F1チーム、ロータスに加入した。
2002年にミナルディ(現トロ・ロッソ)からF1にフル参戦していたユーンが、自身の母国であるマレーシア資本となっているロータスに加入するとのうわさが9月に浮上していた。
最近はA1GPに参戦し、2009年はGP2アジアの数戦にも参戦していたユーンが、アジアでのドライバー育成の責任者になることをロータスが発表している。
ヨーロッパでは、ニーノ・ジャッジが責任者になるようだ。ロータスの名でF1へのエントリーを提出したのはF3チームのライトスピードであり、そのライトスピードのチーム代表がジャッジである。
ロータスのチーム代表であるトニー・フェルナンデスは、こう語っている。
「今回の新しい首脳陣の起用は、非常に大きな後押しになる。チームはこれまで、多くの重要な節目を経てきたが、来年のバーレーンGPに向けて着実に準備を進めている」
ユーンは2001年と2002年に、ミナルディから合計18戦に出場したが、ポイントを獲得することはできなかった。