来季F1カレンダー返り咲きが有力なカナダGPだが、17日(木)も復帰決定の知らせが直ちに否定されるなど、あいかわらず混迷は続いている。
ケベック州のレイモン・バシャン大臣はこの日、バーニー・エクレストンとの合意が成立し、ジル・ビルヌーブ・サーキットにおいて来年6月6日にF1レースが行われる事になったと、地元のフランス語系TV局『LCN』に語った。
ウェブサイト『rds.ca』によると合意内容には、エクレストンに対する毎年1,500万ドル(約13億7,200万円)の支払いが含まれているという。
ところが同じ日の夜、モントリオール市長のジェラルド・トランブレイはバシャン大臣のインタビュー内容を真っ向から否定。契約は“まだ結んでいない”と語ったうえで、前向きな決定に“皆が楽観的な見通しだ”と述べた。
トレンブレイ市長は、すべての文書に署名を終えてから何らかの発表を行うと話している。