ブリアトーレの追放は「残念」

2009年09月24日(木)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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21日(月)に開かれた世界モータースポーツ評議会は、フラビオ・ブリアトーレ(元ルノーマネジング・ディレクター)の20年に渡るモーターレース界でのキャリアを終わらせることで決着した。さらに、(ブリアトーレがチームの会長を務める)イギリスのフットボールリーグも不祥事を起こした元ルノーチーム代表の締め出しを検討している。

「フットボールリーグのチェアマンであるロード・マウィニーは、FIAに対して今回の決定の詳細を求める書簡を送りました」と、このサッカーリーグのスポークスマンは話している。

「その後、当リーグは本件に対する姿勢を検討いたします」

ブリアトーレは億万長者のバーニー・エクレストン、ラクシュミー・ミッタルと共同でクイーンズ・パーク・レンジャーズを所有しており、このロンドンに拠点を置くクラブの取締役としても名を連ねている。

FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は、クラッシュゲート問題のためブリアトーレのキャリアを閉ざしたことは“残念”だが、他に結論はなかったと主張している。

「ブリアトーレは20年間、いやそれ以上にモータースポーツに関わってきたので(今回の決定は)残念だ。このような形でキャリアを終える姿を見るのは忍びないが、他にどんな道があったというのか?」と、パリでの公聴会を終えたモズレーは語った。

しかし、2008年のシンガポールGPでクラッシュするように、とブリアトーレそしてブリアトーレ同様にチームを離れたパット・シモンズ(元エグゼクティブエンジニアリングディレクター)に指示されたネルソン・ピケJr.(元ルノー)は、公聴会後に元チーム代表であり自身のマネジャーであるブリアトーレを酷評した。

「過去に僕のような扱われ方をした者しか知らなかったブリアトーレの本性が白日の下にさらされた」と、ブラジル出身のピケJr.は声明の中で語っている。

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