FIA(国際自動車連盟)から受けた無期限の追放処分撤回を求めたフラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)の裁判は、1月5日(火)に判決が出ることになった。
24日(火)にパリの大審裁判所で行われた聴聞会には、ブリアトーレも、5年間の追放処分を受けているパット・シモンズ(元ルノー/エンジニアリング責任者)も姿を見せなかった。
ブリアトーレはロンドンのサッカーチーム、クイーンズ・パーク・レンジャーズの共同オーナーであり、ディレクターでもある。そのため、今回の裁判結果はサッカー界にも影響を及ぼすことになる。
追放処分の取り消しとともにブリアトーレは、100万ユーロ(約1億3,000万円)の損害賠償を求めている。
シモンズの弁護士ドミニク・デュマは、2008年のシンガポールGPでネルソン・ピケJr.(当時ルノー)が故意にクラッシュしたことに関する責任を認めた際のシモンズが、プレッシャーを受けていたことを示唆した。
「シモンズの責任は認定されるべきではない」デュマは『AP』通信へこう語っている。