シルバーストンに本拠地を置くフォース・インディアのサイモン・ロバーツは2010年シーズンを前にしてエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)をかえる計画はないことを強く示唆した。
ビタントニオ・リウッツィがモンツァでレースシートに昇格するなかで、フォース・インディアが来年のドライバーラインアップを変更しない公算が高まっているようだ。
26歳、ドイツ出身のスーティルはほんの1週間前のモンツァでは週末を通して競争力を発揮し、スーティル個人のスポンサーのいくつかもチームの支援に乗り出すことになった。
「われわれは非常に、非常に、満足している」と、ロバーツは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にスーティルについて問われ、次のように答えた。
「エイドリアンはすばらしいドライバーであるとずっとわかっていたが、最近やっと彼にすばらしいマシンを与えることとなった」
「非常に厳しい訓練を受けており、エンジニアともうまくやっている。エイドリアンは努力を続け、常にやる気を持って進んでいる。ここ数年でずいぶんと熟練した」
「残留が彼にとっても、チームにとっても良いことなのだろう」と、マクラーレンからフォース・インディアに加わったロバーツはこのように付け加えた。