ウィリアムズはF1で3台目を各チームが走らせることに同意するかもしれない。しかし、そのサードカーに乗るドライバーが真の若手ドライバーに限っての場合だという。
フェラーリは3台マシンのコンセプトを擁護しているが、ウィリアムズの共同オーナーであるパトリック・ヘッドは、フェラーリの強い情熱はみたところ、2010年のドライバーが1人多く契約に署名していることに助長されていると疑念を抱いている。
チーム代表のフランク・ウィリアムズは最近、3台マシンの考えに拒否権を行使するだろうと語っていた。
ヘッドは『ITV』に対して次のように語っている。「私はフェラーリがこのことに非常に熱心なことを知っている。彼らは現在、より多くのドライバーを抱えているため、この案を推し進めているのだ」
ヘッドはフェリペ・マッサとキミ・ライコネン(ともにフェラーリ)が来年も契約下にありながら、フェルナンド・アロンソ(ルノー)とも契約を交わしたという強い憶測があるということについて触れているのだ。
フェラーリはまた、ミハエル・シューマッハのF1復帰の可能性も残しておきたいと見え、向こう3年間、コンサルタント契約を延長した。
ヘッドは次のように加えている。「(3台マシンの)目的はフェラーリが挙げたものだ。フェラーリに、われわれはその必要はないと言いに行った。以前F1で走っていないドライバーたちを必要としている」
「例えば、誰かがアロンソとライコネンとシューマッハを乗せようとするなら、私はそれは理想的ではないと思うね」