ウィリアムズが株式の一部を投資会社へ売却したことが、20日(金)に同チームが発表した声明で明らかになった。
ウィリアムズから短い声明によると、オーストリア人のトト・ヴォルフが少数のウィリアムズ株式を取得し、取締役会のメンバーになったとのこと。
ヴォルフにはレーシングドライバーとしての経験もあり、シングルシーターのジュニアカテゴリーや、ルマン、スポーツカーレースなどに参戦していた。
ヴォルフは2009年の4月、ニュルブルクリンクの有名なノルドフュライフェ(北コース)をポルシェ997で走り、史上最速のタイムを記録したドライバーでもある。
ヴォフルは1998年に投資会社マーチシックスティーンを設立しており、他のモーターレース企業と取引し、ドライバーのマネジメントにもかかわっていた。
ウィリアムズはこれまで、フランク・ウィリアムズ(チーム代表)とパトリック・ヘッド(エンジニアリングディレクター)の2人のみがオーナーになっていた。