否定されても消えないシューマッハ復帰説

2009年11月20日（金）

◇関連トピックス - ミハエル・シューマッハ | メルセデスGP

すでにスポークスウーマンが否定しているにもかかわらず、ミハエル・シューマッハが2010年にF1へ復帰するとのうわさは勢いを増すばかりだ。

シューマッハは、ジェンソン・バトンのマクラーレン移籍によってシートが空いたメルセデスGPへ移籍するとうわさされている。

当初のうわさは、シューマッハの広報担当であるザビーネ・ケームによって否定されていた。だがその後、イタリアの『La Gazzetta dello Sport（ガゼッタ・デロ・スポルト）』紙もシューマッハ復帰の可能性を報じた。

シューマッハはF1にデビューする前、メルセデスからスポーツカーのレースに参戦していた。また、最近にはフェラーリでのコンサルタント契約を2012年まで延長した。

『La Gazzetta dello Sport（ガゼッタ・デロ・スポルト）』紙も、メルセデスからの契約解放に関する要請をフェラーリが受け取っていないことを認めている。

「最後にマイケル（シューマッハ）に会ったときには、長期的な復帰を希望しているという印象は受けなかった」ロス・ブラウン（メルセデスGP／チーム代表）は『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』誌へこのように語った。

ケームは『SID』通信へ、次のように語っている。

「マイケルは自分の人生を楽しんでいます。F1への復帰は、今のところ話題になっていません」

メルセデスのスポークスマンも、このように加えた。

「F1シートの空席ができたとき、憶測がでてくるのは毎度のこと」