エイドリアン・スーティル(カーナンバー20、VJM02/01)
Q:今週末は新開催地でのレースです。新しいイベントへはどのように準備するのですか?
エイドリアン・スーティル(以下、スーティル):いつもまずは、トラックの配置図を見て、イベント時に予想されるコンディションを確認する。変わったコーナーや、難しいコーナーがないか、身体的な準備が必要なことがあるか確認するんだ。そしてエンジニアとセットアップについて話し合って、それをシミュレーターで実行に移す。こうすることによって、基本的なセットアップをすることができて、フリー走行の開始時から順調に作業を始められるんだ。トラックのことも予測できるようになるしね。
Q:ヤス・マリーナや、アブダビについての印象は?
スーティル:ヤス・マリーナは最高な施設みたいだね。とても豪華で、チームの作業環境も最高なんだ。でも、特に挑戦しがいのあるトラックだとは思わない。長いストレートがあるけど、2速で走るようなコーナーも多いから、僕たちにとってはつらいだろうね。でも、全員が同じ段階からスタートすることになるから、驚くようなことが起きるかもしれない。
Q:ブラジルでの予選パフォーマンスを再現できると思いますか?
スーティル:ブラジルでの土曜(17日)はいい1日になったけど、レースでも同じような結果を残せていたら、もっとうれしかっただろうね。そうなることを心から願っていたから、ほんとうにガッカリしたよ。でも、少なくとも週末の間にうまくいったことがあって、予選でいいパフォーマンスを発揮できたのがうれしかった。次のレースにも、それをつなげないといけない。アブダビでも再現できるか分からないけど、比較的ダウンフォースの少ないトラックだし、こういったサーキットで僕たちはいいパフォーマンスを見せてきたから、楽観的になっているよ。
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