今週末のレッドブルは、昨年のシンガポールGPで発生したギアボックスの問題が再発しないように、対策を施した。
初のナイトレースとなった昨年のシンガポールGPでレッドブルは、地下鉄が通過した際に発生した静電気がマーク・ウェバー(レッドブル)のギアボックスを誤作動させ、同時に2つのギアを選択してしまったことでギアボックスが故障したと疑っていた。
実際に何がトラブルの原因だったのか、発表されることはなかった。しかし、予防的措置としてレッドブルは、今週末にウェバーとセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が乗るクルマのギアボックス下部に、金属製の板を取り付けた。
レッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソも、昨年のレースでほぼ同じような問題に直面していたことから、トロ・ロッソでも同じ対策が施されたと見られている。