セバスチャン・ベッテル
「トラックの汚れた側にいたから、スタートはそんなに良くなかった。でもドライブスルーペナルティーを受けるまでは、僕にとってはかなりいいレースだったよ。なぜペナルティーを受けたのか、少し疑問だよね。だって、あの時点ではプッシュする理由がなかったんだから。ルイス(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)が燃料を多く積んでいて、コースに長くいたからピットストップでは抜けないことが分かっていた。だから、無線で聞いたときはビックリしたよ。僕たちはブレーキがギリギリだったし、トラフィックに捕まっていたときは、いつもより早くアクセルから足を離して、少しスムーズにブレーキを踏んでいたんだ。時々、少しブレーキを冷却しないといけなかったよ。またプッシュできるようにね。常にクルマと相談する必要があるんだ。選手権のことを考えると、ここ数年でいろんなタイトルの決まり方を見てきたと思う。次の数戦でのアプローチはシンプルだ。ポールを取って優勝する努力をする。とても簡単でしょ」