電気機器メーカーであるキャノンの役員は、ブラウンGPと長期にわたるスポンサー契約を締結する可能性を否定しようとはしなかった。
ブラウンGPはキヤノンのシンガポール支社と1戦の契約を結び、シンガポールではマシンのサイドポットにキヤノンの赤いロゴが目立っていた。
しかし、シンガポールのパドックでは、キヤノンの東京本社がF1との提携を復活させることに興味を抱いているかもしれないとのうわさが流れていた。1980年代にキヤノンは、ウィリアムズと契約を交わしていたことがある。
キヤノン・シンガポールのディレクターを務めるアンドリュー・コーは、『the Straits Times(ストレイツ・タイムズ)』紙へ次のように語っていた。
「われわれに分かっているのは、世界中のキャノンが非常に大きな興味を持って今週末のレース(シンガポールGP)を見るだろうということ。そして、後から意見を聞くことになるということだ」