中嶋「鈴鹿で育ったようなもの」

2009年09月30日(水)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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シンガポールGPを振り返って
中嶋一貴(以下、中嶋):シンガポールでは堅実なレースをできましたが、単調なレースでもありました。これと言って悪い局面はなかったのですが、いい面もなかったですね。週末の間ずっと、力強さを発揮していましたし、一貫してもいました。ですが、結局レースではポイントを獲得できる8位まで上がることができませんでした。今週末の日本GPで(ポイント獲得を)達成できればと思っています。

シンガポールGPと日本GPの間の予定について
中嶋:火曜(29日)の午前中からスポンサーのイベントがあるため、月曜(28日)に東京へ移動します。鈴鹿に行くのは水曜(30日)になりますね。月曜(5日)と火曜(6日)にもスポンサーのイベントがあるので、レース後も休めません! かなり忙しいように思われるかもしれませんが、去年よりは楽になりましたね。去年はすべてのイベントがレース前の一週間に詰まっていたんですよ。

日本について
中嶋:僕は鈴鹿で育ったようなものなんです。サーキットへは何度も行ったことがありますし、カートを始めたのも鈴鹿でした。F1だけではなく、日本国内のモータースポーツも含めて、鈴鹿では数え切れないほどのレースを見てきました。なので、鈴鹿へ行くのは家に帰るような感覚ですね。4月に短時間でしたが訪れたことを除けば、4年間鈴鹿へ行っていません。なので、新鮮な気分で鈴鹿へ行けます。素晴らしい場所ですし、鈴鹿へ行くのが待ちきれません。

鈴鹿での技術的な面について
中嶋:鈴鹿は、技術的な面が非常に難しいレイアウトになっています。8の字の形に設計されていて、低速と高速合わせて16のコーナーがあります。僕が好きなのは有名な130Rですね。まったくミスが許されないコーナーです。かなり高速なサーキットなので、バランスの取れたクルマにする必要があります。そうでなければ、最後まで苦しむことになります。この時期の日本で気にしなければいけないのは、天候です。いろいろな可能性がありますが、それによって面白い展開になるかもしれませんね。

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