マッサ、シンガポールでタイトルを奪われた

2009年10月02日(金)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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フェリペ・マッサ(フェラーリ)は、2010年にフェラーリ入りするフェルナンド・アロンソ(現ルノー)と、気まずい状態で新シーズンを迎えそうだ。

大論争となったアロンソの2008年シンガポールGP優勝について、自身の世界タイトルを「奪った」ものだとマッサが語っている。

頭部に大ケガを負い、現在は療養中のマッサだが、来シーズンにはアロンソのチームメートとして復帰する予定になっている。マッサは、”クラッシュゲート”の結果として優勝したアロンソが失格になるべきだと示唆した。

「あそこで起きていたのは強盗だよ。でもレースについては何も対処されなかったから、結果は変わらないままになっている。こんなの正しいことじゃない」マッサはブラジルのテレビ『Globo(グローボ)』へこのように語った。

「強盗によって選手権の結果が変えられて、僕は(タイトルを)失った」マッサはこのように加えている。

ピットストップの際にフェラーリがミスをしたのは、ネルソン・ピケJr.(元ルノー)が故意にクラッシュしたことでセーフティカーが導入されたことが引き金になったというのがマッサの意見だ。

深刻なレース結果の操作が明らかになったにもかかわらず、なぜF1のレース結果が選手権終了後の1週間後に確定して変更されないのか理解できないとマッサは語っている。

「サッカーでお金を受け取って試合に影響を与えた審判がいて、疑わしい試合結果がすべて無効になったっていうこともあった」

「イタリアでは、ユベントスが降格になった。でもここ(F1)では、ブリアトーレ(フラビオ・ブリアトーレ/元ルノー・マネジングディレクター)を追い出しただけだ。まったく理解できないし、正しいことだとも思わない」とマッサは訴えている。

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