マーク・ウェバー(レッドブル)は、チームメートであるセバスチャン・ベッテルのタイトル獲得を支援する。このように語っているのは、レッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)だ。
現在ドライバーズ選手権のトップにいるのはジェンソン・バトン(ブラウンGP)。数字上は、シーズン残り2戦でベッテルがバトンを抜いてトップになる可能性もあるが、ウェバーがバトンに追いつくことは不可能だ。
「マークはチームプレーヤーであり、セバスチャンを支援する必要があることを理解している」ホーナーは『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』誌に対し、このように語っていた。
ウェバー自身も、自身の役割について次のように認めた。
「もしチームが求めるなら、セバスチャンのために走るよ」
バトンにとって、これはうれしくないニュースだろう。バトンのチームメートであるルーベンス・バリチェロもタイトルを狙っており、来週末はバリチェロの母国ブラジルでのレースだ。
ブラウンGPのチーム代表であるロス・ブラウンは、2009年のタイトル決定を目前にした自身の役割について、出てくるであろう「緊張関係とプレッシャー」に対処することだと語っている。
「よく見回して、悪影響を与えるような緊張関係がないか確認するんだよ。もしあれば、それに対処する」とブラウンは語った。