マーク・ウェバー(レッドブル)が今週末のブラジルGPでチームプレーを行うつもりはないと示唆したことを受け、クリスチャン・ホーナー(チーム代表)はウェバーと話し合うと語った。
ウェバーはすでにタイトル争いから脱落しているが、チームメートのセバスチャン・ベッテルはまだタイトルを争っている。そのベッテルは15日(木)、自身のタイトル獲得をウェバーが助けてくれるだろうと語っていた。
しかしウェバーの反応は鈍く、ブラジルでチームオーダーが発令されるのかどうかという質問には「そうは思わない」と答えていた。それだけではなくウェバーは、ベッテルが最もチャンピオンにふさわしいわけではないとも語っていた。
ホーナーはドイツの『Bild(ビルト)』紙に対し、次のようなコメントを残している。
「実際にどういった意味であの発言をしたのか、マークと話す必要があるだろう。チーム全体がこのタイトルを欲しがっており、そのためにわれわれは何でもやるつもりだ。マークも同じだよ」
だがウェバーは、「もしレッドブルを手助けできるなら、もちろんそうするよ」とも語っていたようだ。