ベッテル、タイトルが遠のいた?

2009年10月18日(日)Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加
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激しい雨と不安定な路面コンディションにより、ブラジルGP予選は大波乱の展開となった。

ビタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)はストレートを走行中にアクアプレーニング現象が発生し、激しくクラッシュしていた。しかし、このコンディションで最も大きな影響を受けたのはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だろう。わずかにタイトル獲得の可能性を残しているベッテルだが、Q1を突破することができなかった。

「もちろん、かなり失望している。でもこれが人生だよ」こう語るベッテルだが、16番手で予選を終えてクルマを降りるときには、冷静さを失っていた。

セーフティカーやメディカルカーが出動して路面状況を確認し、長時間セッションが中断したことで非常に長い予選となった。

予選開始から2時間の時点でも、メディカルカーがコースに入り、路面の状況を確認していた。

マーク・ウェバー(レッドブル)はFIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング(レースディレクター)に対し、「きちんと状況を見て」セッションを終わらせるように求めている。またジェンソン・バトン(ブラウンGP)の父ジョンは、イギリスのテレビ局『BBC』へセッション続行は「バカげている」と語っていた。

「私もレーサーだから、ベッテルのことは残念に思う。だが、これでジェンソンが楽になったのはうれしいね」ジョン・バトンはこのように語っていたが、息子のジェンソンはQ2で脱落し、予選14番手となっている。

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