2010年のF1に新規参戦するカンポスのチーム代表、アドリアン・カンポスは、クラッシュゲートの主役となったネルソン・ピケJr.が2010年のドライバー候補だと認めた。
元ルノーのフラビオ・ブリアトーレ(元マネジングディレクター)とパット・シモンズ(元エンジニアリング責任者)がモータースポーツ界からの追放処分を受けたものの、ルノーを解雇されていたピケJr.は免責を与えられていたため、FIA(国際自動車連盟)から何の処分も受けなかった。
ピケJr.の父ネルソン・ピケは今週のインテルラゴスに姿を見せており、昨年のシンガポールGPで故意にクラッシュしていたことが、ピケJr.のF1復帰を困難にしていると認めた。
しかしカンポスは、『EFE』通信に対して次のように語っている。
「3週間前にもネルシーニョ(ピケJr.)と話したが、彼も(2010年の)候補だ」
カンポスは、マクラーレンのリザーブドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサとの契約を望んでいるとも語ったが、デ・ラ・ロサと契約を結ぶのは難しそうだとも認めている。