ミハエル・シューマッハは、首のケガが順調に回復していることを示唆し、レースへ復帰する可能性を否定しなかった。
F1で7回チャンピオンになっているシューマッハは今年、負傷したフェリペ・マッサ(フェラーリ)の代役としてレース復帰することを目指していた。しかし、バイクで転倒した際のケガが完治していないため、復帰を断念せざるを得なかった。
「年末までに、僕の首はまたドライブできるほどにまで治るよ」シューマッハは19日(月)に発行される『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』誌でこのように語っている。
シューマッハは2006年に現役を引退したが、その後もアドバイザーとしてフェラーリにとどまり、何度かテストドライバーも務めている。
「3年前に引退したことを、今でも少し後悔しているけど、復帰しないなんて宣言するつもりはない」
「今の生活は幸せだけど、数ヵ月後や1年後のことなんて誰にも分からないよ」シューマッハはこう加えた。
また『Bild(ビルト)』紙は、シューマッハのマネジャーであるウィリ・ウェバーが、近いうちにシューマッハがバイクでのレースに復帰する「可能性がある」と語っていたことを報じている。