FIA(国際自動車連盟)は新F1王者ジェンソン・バトン(ブラウンGP)のために、急きょ記者会見を実施した。バトンがブラジルGPでトップ3に入らなかったことから、通常の記者会見には出席しなかったためだ。
しかし、30分間行われた記者会見には、半数ほどのメディアしか集まらなかった。だがこれも、レース優勝したマーク・ウェバー(レッドブル)の話を聞いたメディアより多い。
この主な原因は、最もF1の視聴者数が多い西ヨーロッパとサンパウロの間に、3時間から4時間の時差があることから、活字メディアの締め切りが迫ってしまっていたためだ。
14番グリッドからブラジルGPをスタートしたバトンは、5位に入ったことでタイトルを獲得した。そして、自身のキャリアでも最高のレースだったかもしれないとも語っている。
またバトンは、同じ言葉を繰り返していたことで表彰されてもおかしくないほど「ワールドチャンピオン」という言葉を繰り返していた。
「一晩中言い続けるよ!」とバトンは笑顔を見せた。